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静岡でブログる人々 このブログについて

第4回 ブログから劇的に勢いがついた「清水ブランド大作戦」

2008年10月27日
[布小物作家・海野純好氏]
[ 布小物作家・海野純好氏 ] 
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このコラムについて 話を聞く人/海野尚史
今回ご登場いただいたeしずおかブロガーさんは、静岡市清水区草薙在住の布小物作家・海野純好さん。今では本名よりも「MARUMIRU(マルミル)さん」とご紹介すると、ピンとくる人が多いかもしれませんね。ご自身のブログはもちろんですが、近頃目が放せない『清水ブランド大作戦』の実行委員としても活躍しています。〈eしずおかブログ〉のランキングのご常連でもある海野純好さんの、ブログにまつわるお話をどうぞ。

●ブログタイトル「Atelier MARUMIRUの布日記」 http://ateliermarumiru.eshizuoka.jp/
           「Atelier MARUMIRU」 http://marumiru.eshizuoka.jp/
           「清水ブランド大作戦」http://shimizubl.eshizuoka.jp/

 


■日々のブログの更新についてお話を聞かせてください。

更新は平均すると1日1回、時間は夜の11時頃が多いですね。主人も〈eしずおかブログ〉でブログを書いているので、主人がブログを見たり書いたりして、彼が寝てからが私の時間なんです。

更新はパソコン、写真はコンパクトデジカメを使っています。ただ、作品をアップするときはデジタル1眼のカメラです。





■ブログを書く時に、心がけていることはありますか。

展示会の前は「いつ、どこで、何をやる」のか「いま、こんな準備をしています」と、一人でも多くの人に見ていただいて、興味をもっていただき、当日来場していただけるような書き方を心がけています。


■ブログが B TO B で活かせる場面もあるのでしょうか。

あまり意識はしていませんが、私の作品を販売してくれている三保原屋LOFT店さんなど取引先の方がよく見てくれているようです。


「近頃は、お忙しいそうですね」と気を使ってくれたり
「今度は、もつカレーですか!?」(笑)とか
「テレビ見ましたよ」とか…

私のブログを三保原屋LOFT店さんのHPにリンクすることで、三保原屋LOFT店さんにも新しいお客さまが来店するようになったみたいです。





■三保原屋LOFT店さんでは、新しいお客さんが来店したことがわかるのですか

一番はっきりとわかるのが展示会などですね。今までの客層と明らかに違うお客さんが来てくれたと、すごく喜んでくれました。

DMを送っていない方が「ブログを見て来ました」と声をかけてくれたり、「近くに住んでるのに、今までお店にあまり寄ったことがなかったわ」という人が来たり…。

リアルにそんな体験をすると、“スゴイな、ブログって!”とあらためて実感するんです。

■書く内容は決めているのですか。

その時その気に「これいいな、お知らせしたいな」ということを日々書いているだけで、計画性はまったくありません。

振り返ってみて印象に残っている内容があるとすれば、間違いなく「清水ブランド大作戦」と「ビジネスプランコンテストの出場」ですね。その頃は、進捗状況や感想を日々書いていたのですが、それを見た方から応援のコメントをいいただいたりして、それがまたモチベーションになって「ビジネスプランコンテスト」につながりました。

■アトリエマルミルと「清水ブランド大作戦」では見ている方も違う気がします。

そうですね、ユーザーの層が違います。マルミルは30~50代の女性に幅広く発信しています。近頃の30~50代の女性は、感覚は20~30代の女性とそれほど変りません。洋服でカワイすぎるものを着るのは難しいかもしれませんが、バッグや小物だったら年齢は気にせず身につけられます。そんな方が多いですね。

一方、「清水ブランド大作戦」を見てくれた方は、起業に興味がある、自分でこれから何かやりたい、というモチベーションの高い方が多かった。

■清水シャツの、そもそものきっかけは何だったんですか。

焼津のオリジナルの魚河岸シャツを販売をしている知り合いのB-Market(ビーマーケット)さんに行ったことが最初のきっかけでした。
 
それ以前も、テレビや新聞、フリーペーパー等で魚河岸シャツや鰹縞シャツが話題になっていて焼津らしいと思っていました。それに魚河岸シャツや鰹縞シャツは、焼津人としての心意気を市民が着ているという印象もあって、“清水にもあったらいいな”とブログにアップしたことが事の始まりでした。
そうしたところ、私のブログを見て共感してくれた人とブログ村で再会して、「やろう!」ということになったのです。

清水人としては、静岡市になって清水らしさが薄れてきたり感覚的に清水らしさが忘れられてきているのではないか、という危機感が潜在的にありました。
また、清水駅前アーケード街、清水銀座の寂しさも気になっていたことです。

2年前に清水みなと祭りの際に両エリアを通ったのですが、その時に『お祭りなのに清水駅前銀座には人がいない』という現場を体験したことも大きかった。
祭りでなかったらもっと人がいないし店も元気がないだろう…と。

それで「清水ブランド大作戦」には、清水シャツを着て、清水に来て欲しい、清水人としての心意気を着て祭りに参加して欲しい、という気持ちを込めています。
 
祭りのテンションに似合うアイテムが着たかったこと、港かっぽれの音楽に清水シャツの柄がとても合うこと、清水シャツを着ることで郷土愛を表現すること、清水シャツを着ることで想いを共感しあえること…、清水シャツを購入する・着ることを目的に清水に来るきっかけをつくり、そこでなにかを感じて欲しい、ということもシャツを着る目的なのです。

そんないろいろな思いを込めた清水シャツを作ることにあたって、
“どうでやるならビジネスプランコンテストに出ちゃおう”となった。
そうすれば、清水シャツが広がっていくんじゃないかと考えたわけです。

最初はそんなノリで始めたのですが、ブログを書いているうちに劇的に勢いがついていきました。

そのうちテレビの取材や新聞でも取り上げていただいて、実際大成功だったと思います。


■ブログを始めて何か変ったことはありますか?

お寿司屋さんによく行くようになりました(笑)。うめさんすしの也太奇さんゆみっちさん、それに味彩そ乃田さん

■ブログを書くモチベーションは?

いただいたコメントはもちろんですが、展示会などに来てくれたお客さまが「ブログ見てますよ!」「毎日見てます!」と声をかけてくれた時がうれしいですね。

ときどきサボっちゃうんですけど、お客さまのためにも「今日も更新しなきゃ」という気持ちになります。

■ご夫婦でブログを書かれていますが、二人でブログについて話すこともあるのですか

そうですね。彼は写真が好きなので、写真についてアドバイスをくれます。
あとは、互いのブログの内容やコメントのやりとりを見て、気づいたことを言い合ったり…(笑)

■最後に、これからブログをやってみようかな、という方にアドバイスをお願いします。

身近なことでも視点を変えると新鮮に見えることがありますよね。地元の飲食店でも、これまでも知ってはいても入ったことのないお店ってありますよね。そんなお店をブロガーさんが紹介していると「今度、行ってみようかな」という気持ちになります。

ブログは、地域の知らないことを知るきっかけになりますし、そのことがすごく楽しいです。


今日はありがとうございました。



  

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第4回 地域ブログは見にくる人が身近な人。それが何よりいい

2008年10月17日
[布小物作家・海野純好氏]
[ 布小物作家・海野純好氏 ] 
このコラムについて 話を聞く人/海野尚史
今回ご登場いただいたeしずおかブロガーさんは、静岡市清水区草薙在住の布小物作家・海野純好さん。今では本名よりも「MARUMIRU(マルミル)さん」とご紹介すると、ピンとくる人が多いかもしれませんね。ご自身のブログはもちろんですが、近頃目が放せない『清水ブランド大作戦』の実行委員としても活躍しています。〈eしずおかブログ〉のランキングのご常連でもある海野純好さんの、ブログにまつわるお話をどうぞ。

●ブログタイトル「Atelier MARUMIRUの布日記」 http://ateliermarumiru.eshizuoka.jp/
           「Atelier MARUMIRU」 http://marumiru.eshizuoka.jp/
           「清水ブランド大作戦」http://shimizubl.eshizuoka.jp/

 

■最初に海野さんのお仕事を、みなさんに紹介していただけますか?


「Atelier MARUMIRU(アトリエ・マルミル)」というブランド名で創作活動をしている布小物作家です。

創っているのは主に、バッグやエプロン・洋服のほか、福田の別珍を使った鼻緒の下駄など。

週の前半は(清水区)草薙の自宅アトリエで創作活動を行い、木・金・土曜日は葵区鷹匠にある『atelier Su’(アトリエす)』で、オーダー受注とギャラリーの企画運営をしています。  







■布小物作家として独立して長いのですか?

独立したのは3年ほど前です。2006年3月に独立して、
翌4月に出展した手作りイベントでタイミングよく雑貨店さんから
声をかけていただき、今にいたっています。

■当時からインターネットは活用していたのですか?

mixiを1年半ほどやっていました。
ある時に取引先の雑貨店さんから
お店で扱っている作家さんを紹介するために、
「お店のホームページにリンクできる
 Atelier MARUMIRUのホームページかブログはありますか」
と聞かれました。
でも、さすがに「mixiです」とは言いにくい(笑)。

それで急に“何か作らなきゃ!”と、俄然お尻に火がついた。

■〈eしずおかブログ〉は知っていたのですか?

知り合いから、浜松に「はまぞう」というブログサイトがあること、
そして「地域ブログってすごいらしい」という噂を聞いていたんですね。

それで、「はまぞう」を見に行ったら、静岡にも〈eしずおかブログ〉があることを見つけて。
そしたら、〈eしずおかブログ〉はwomoさんにもつながっていることがわかったんです。
womoさんがやってるんなら〈eしずおかブログ〉でやろう、と始めました。


■ブログをスタートしたのはいつ頃ですか?

2007年の2月です。〈eしずおかブログ〉がオープンしたのが1月でしたから、
タイミングが良かった。
それに、4月と5月には展示会を控えていたので、
とにかく「早く作らなきゃ!」と随分慌てていました(笑)。

■ブログというものがあることは知っていたのですね

ブログは知っていました。
それと“地域ブログは、見てくれる人が身近な人たち”という点が
一番の特徴だと思っていましたし、それがいいと思った。

■ブログを始めて反応はありましたか

立ち上げてすぐの4月に、自宅の近所のお寿司屋さん「魚竹寿し」のゆみっちさん
ブログで私の作品を見つけてくれたんです。
「マルミルさんは、自分好みのオリジナルバッグを作ってくれるんだ」
「すぐ近所に住んでるらしい」

当時、ゆみっちさんは、3人目のお子さんの出産を控えていて、
自分の使いやすい機能的なバッグで、
自分好みのかわいいデザインのバッグを持ちたいと考えていたんですね。

そんな時に〈eしずおかブログ〉で私のブログを見つけてくれた。

私も以前から魚竹寿しさんは知っていたのですが、お店に入ったことはなかったんです。
その魚竹寿しのゆみっちさんが私のブログに
「よく配達に行くところですよ、何階ですか」と問い合わせてくれて、
いかにも“配達に来ました”というノリで、ママバッグを注文してくれたんです。

ブログをはじめてすぐにそんな出合いがあって
「地域ブログって、楽しい!!」と。

それからすぐ反応があったのは本多さんですね。
本多さんはブログのお仕事をされているので、
わたしはターゲットとしてすぐにコメントを入れてくれました。

私自身は“HPも作らなきゃ”と焦っていたので
「じゃ、本多さんにおまかせします!!」って…、
すがる思いで作ってもらいました(笑)。

自分でも更新できるHPにしたかったので〈eしずおかブログ〉をカスタマイズして、
4月にはアップしてましたね。

8月にはミニマムさんブログ村作家展に声をかけてくれて参加しました。
そこでまたリアルに地域のいろいろなみなさんとの出会いが広がりました。

■ブログの目的は、はっきり持っていたわけですね

そうですね、自分の作品や作家活動・作品展や展示会情報を、
地元のみなさんに知っていただくというのが一番の目的です。

当時は取引先が大井川町と静岡市内だったので、
特に静岡市内の方に見てもらいたいなと。

広く地元の方に知っていただくことで、私の作品が
“どこのお店においてあるのか”、
“どこで買えるのか”を紹介したい。

現にブログを始めてから
「この作品は買えるのですか」
「どこのお店にありますか」
という問い合わせが入るようになりました。





■mixiとの違いはありましたか

リアルに会えることです!!
mixiをやっていたときに、県外の方から小物の注文を受けたりしたこともあったのですが、
ネット通販は自分には合わないな、と感じたんです。
できれば私は自分の作品を直接売りたいな、と。

(次回に続く)  

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